「SUPER LOVERS(スーパーラヴァーズ13)」は、
血の繋がらない元ホストの兄×無愛想な野生児の弟がおりなす
ホームドラマとラブコメディ、そしてシリアスな展開もある
兄弟達の成長や歩みをゆっくりとしたテンポながら飽きずに読める作品です。
AsukaコミックスCL-DXから出版されているあべ美幸さんの
「SUPER LOVERS(スーパーラヴァーズ)」13巻を紹介します。
「SUPER LOVERS(スーパーラヴァーズ)」は2022年9月現在16巻まで出ています。
※以下はネタバレを含みます。
「SUPER LOVERS(スーパーラヴァーズ)」13巻あらすじ
修学旅行中の零を追いかけて、晴がカナダに来てしまった。
晴がそばにいるだけで眠れるようになった零。
そうしてお互いの必要性を改めて実感する二人に、講師の古高が接近する。
古高に「執着と愛情を取り違えてしまうと誰も幸せになれない」と言われた晴。
一方、零は古高の言葉をきっかけに、晴と出会う前のことを思い出していく。
「お前なんか誰も好きにならない」「絶対に愛されない」
―幼い頃、誰かに言われた呪いのような言葉。
しかし、その言葉に纏わる記憶を思い出した時、明らかになったのは!?
引用元:SUPER LOVERS 13巻 裏表紙
心配性による心配性のための星評価
グロ ☆☆☆☆☆
ハラハラ ★★★★☆
言葉の呪いの重さ ★★★★★
イチャイチャ ★★★★★
零の過去と古高の過去が漸くリンクした13巻は
断片的だった零の過去の一部が鮮明に描写されています。
まだ年端もいかない零がかけられた言葉の呪いが
少しずつ零を蝕んでいく様がもう苦しくて苦しくてハラハラでした。
それに反比例するかのように晴と零は共依存と言えるくらいに
イチャイチャしっぱなしで心の安定をそこで得ております!
古高がなぜあれほど零の過去に執着していたのかがわかる巻でもあり、
まだまだ謎だらけの零の幼少期ですが一歩前進したかな、とも思えるので
ハラハラしながらもしんみりと読み終えることができる1巻です。
※本作品はそれほど露骨すぎる表現はありませんが、BL作品です。
苦手な方はご注意ください。
「SUPER LOVERS(スーパーラヴァーズ)」13巻ハイライト・ネタバレ
13巻のハイライトをご紹介。ネタバレを含みますのでご注意ください。
幼少期にかけられた呪い
養護施設にいた時、零は同じく養護施設にいた男の子に
「お前なんか誰も好きにならない」「絶対に愛されない」と
言葉の呪いをかけられたことを思い出した。
そしてその呪いを唱えた男の子と職員の男性が
訪れたキャンプ先で事故死したことも。
カナダでの日々
修学旅行でカナダに滞在している間、晴は古高と
零はカナダでの昔の知り合いと言葉を交わす機会が。
お互いがお互いを思っていることは誰の目に見ても明らかであるが
その思いが執着であるのか愛情であるのか。
それでも互いが居ない生活などもう一切考えられないふたりは
ひとりでは十分に眠ることさえもできなくて。
零と古高の過去
幼少期の悪夢に悩まされ続けていた零とその過去を探る古高。
そして漸く、零は幼少期にかけられた呪いについて完全に思い出すこととなる。
別の呪いを零にかけた大学生にそっくりな声をしている古高のおかげで。
その呪いは零を悪夢から、古高を過去の確執から救うきっかけとなって…?
「SUPER LOVERS(スーパーラヴァーズ)」が読める電子書籍サイトはない?
現在「SUPER LOVERS」は電子書籍としては出されていないようで
読みたい方は紙媒体で購入するしかないようです。
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「SUPER LOVERS(スーパーラヴァーズ)」13巻感想まとめ
以上、あべ美幸さんの「SUPER LOVERS(スーパーラヴァーズ)」13巻の感想、ネタバレでした。
13巻では12巻に引き続き、零の修学旅行先であるカナダでのお話がメインです。
カナダでの時間を経て、零は幼少期の記憶を一部取り戻すこととなり
それによって過去に囚われていた古高にも変化の兆しが。
幼少期に零がかけられた言葉の呪いとは、古高の過去とは…。
零の過去に胸が痛くなる半面、零と晴のイチャイチャっぷりは健在です。
カバーを外した本体表紙裏表紙にも素敵なコマがあるので是非ご注目ください。
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