「SUPER LOVERS(スーパーラヴァーズ9)」は、
血の繋がらない元ホストの兄×無愛想な野生児の弟がおりなす
ホームドラマとラブコメディ、そしてシリアスな展開もある
兄弟達の成長や歩みをゆっくりとしたテンポながら飽きずに読める作品です。
AsukaコミックスCL-DXから出版されているあべ美幸さんの
「SUPER LOVERS(スーパーラヴァーズ)」9巻を紹介します。
「SUPER LOVERS(スーパーラヴァーズ)」は2022年6月現在15巻まで出ています。
既に15巻も出ているため、そして何よりぱうが特におすすめするBL作品でもあるため、
今回は1巻ずつ紹介していきます。
※以下はネタバレを含みます。
！待望の新刊16巻発売予定日決定！
既に予約受付もしているようです。
32ページ描きおろし小冊子付きバージョンも必見！
「SUPER LOVERS(スーパーラヴァーズ)」9巻あらすじ
零に相変わらず振り回されっぱなしの長男・晴は、
ある朝、零に寝込みを襲われ怒るものの
「お前は俺にやるのに、なぜ俺がやってはいけないんだ？」と聞き返されてしまう。
おまけに、夏生にも「腹くくれば？」と言われる始末。
子供だと思っていた零が見せる色んな面での成長に驚く晴だったが、
自分の墓穴発言のせいで「本気のヤツに興味がある」と零に言われ…⁉
引用元：SUPER LOVERS 9巻 裏表紙
心配性による心配性のための星評価
グロ ☆☆☆☆☆
ハラハラ ★★★☆☆
ズキズキ ★★★★★
篁と郁芳のコメディ担当に心が救われます ★★★★★
晴の本気で怒った顔に怯える零が痛々しくてほろりと泣いてしまいました…。
榎本も触れられたくないところを針で刺すようにピンポイントで突いてくるから
推しの傷ついた顔が悲しくて悲しくて。
8巻に引き続き古高先生も何やら零について聞きたがるのも少し不気味でなりません。
本筋のところはハラハラというよりも胸がズキズキする感じで進みますが
篁の副業の話や4兄弟をいつもそばで見ているカフェ店員の郁芳(いくよし)目線の話が
後半は詰まっており、面白おかしく心を癒してくれます。
※本作品はそれほど露骨すぎる表現はありませんが、BL作品です。
苦手な方はご注意ください。
「SUPER LOVERS(スーパーラヴァーズ)」9巻ハイライト・ネタバレ
9巻のハイライトをご紹介。ネタバレを含みますのでご注意ください。
晴と零の攻防戦の行方は
日に日に積極的に晴を誘う零とまだ子供でいて欲しい晴との攻防戦は朝から大忙し。
遂にはついポロッと失言した晴の言葉を捕まえて、「本気のヤツがしたい」とまで。
晴を手に入れたいと焦っているように見える零に夏生は「晴はお前から離れない」と言うが
零はそうは思っていないようで。
榎本の言葉
「弟のお前を選ぶって、お前が可哀想って以外何か理由あんの？」
榎本にそう投げかけられた日、零は傷だらけで家に帰ることに。
傷の理由は榎本とのトラブルだとだけ伝え、自分は悪くないと一点張り。
トラブルの理由も一切話さない零に痺れを切らした晴の怒りに触れ
零はより一層榎本の言葉が心に響いてしまう。
本気で怒った晴は、非常なくらいあっさりとその要因を切り捨てる。
子供でいたくない一方、庇護下の子供であればそうされることはないと安堵するが、
残り時間があと僅かであると零は考えていた。
郁芳から見た4兄弟
カフェで働く郁芳目線で見た4兄弟は、似ていないようで似ていて、やっぱり似ていなくて。
改めて主軸で動く4兄弟たちを一般的な感覚を持った郁芳の目にどう映っているのかが
小話の中にたくさん詰まっていて、クスッと笑える温かな展開に。
「SUPER LOVERS(スーパーラヴァーズ)」が読める電子書籍サイトはない？
現在「SUPER LOVERS」は電子書籍としては出されていないようで
読みたい方は紙媒体で購入するしかないようです。
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気になる方は別ページよりタイトル検索の上、ご購入をお勧めします！
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「SUPER LOVERS(スーパーラヴァーズ)」9巻感想まとめ
以上、あべ美幸さんの「SUPER LOVERS(スーパーラヴァーズ)」9巻の感想、ネタバレでした。
9巻では子供扱いされたくない、でも子供でなくなった時 晴が傍にいてくれるはずがないと
零の焦りが伝わって、それがもう切なくて…。
いつか零の枯渇している心が満たされることを祈りたくなる巻です。
カバーを外した本体表紙裏表紙にも素敵なコマがあるので是非ご注目ください。
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